文法編 / 第5章 否定 / クエスト 8

〜ないものでもない

「絶対にダメではない、少しは可能」と控えめに言う二重否定の形。

導入

場面:友だちに休日の予定を誘われて、少し考えて答える
午後ごごからなら、手伝てつだいにないものでもない

意味

〜する可能性もある(絶対に〜ないわけではない) 「少しは可能だ」「少しはそう思う」と、はっきり言わずに控えめに認める言い方。

接続

付き方
動詞(ない形)+ ものでもないないものでもない/できないものでもない/やってやれないものでもない
⚠️ 「ない」を二回重ねた二重否定。「絶対に無理ではない、少しはできる」という控えめな肯定を表す。はっきり言わず、可能性を残す言い方。

例文

  • 値段ねだんやすくなるなら、ないものでもない 日常の場面
  • 理由りゆうけば、かれ気持きもちもからないものでもない 人の様子
  • 条件じょうけんによっては、このあんないものでもない ニュース・ビジネス

使い分け — 控えめに認める言い方の仲間たち

ニュアンスここが違う
〜ないものでもない 少しは可能・少しはそう思う はっきり言わず可能性を残す
〜ないこともない 少しは〜する・そう言える 同じ控えめな肯定。より口語的
〜ないではない 少しは〜する気持ちがある 感情について言うことが多い
〜かねない 〜してしまうかもしれない 悪いことが起こりうる。意味が別

ミニ問題

3問 — 正しいものを選ぼう
Q1時間じかんをかければ、一人ひとりなおせ(  )。
Q2彼女かのじょぶんも、いてみれば納得なっとくでき(  )。
Q3「ないものでもない」が使えない文はどれ?