文法編 / 第5章 否定 / クエスト 2

〜ずにはすまない

「〜しないでは済まされない」と、しなければならない責任・義務を言う形。

導入

場面:大事な約束を破ってしまい、反省している人の心の声
これだけ迷惑めいわくをかけたのだから、あやまずにはすまない

意味

〜しないでは済まされない(当然しなければならない) 事情から考えて、それをしなければ許されない・収まらない、という気持ちを表す。

接続

付き方
動詞(ない形の「ない」を取った形)+ ずにはすまないあやまずにはすまないはらずにはすまない
「する」は特別な形弁償べんしょうせずにはすまない
⚠️ 「〜ないではすまない」も同じ意味。世の中の常識や事情から「当然そうすべきだ」と言う。自分の気持ちだけの「〜ずにはいられない」とは違う。

例文

  • 他人たにんものこわしたのだから、弁償べんしょうずにはすまないだろう。 日常の場面
  • あんなひどいことをったのだから、かれ反省はんせいずにはすまない 人の様子
  • おおきな事故じここした会社かいしゃは、責任せきにんずにはすまない ニュース・ビジネス

使い分け — 「〜しないといけない」の仲間たち

ニュアンスここが違う
〜ずにはすまない しないでは済まされない 常識・事情から見た当然の義務
〜ずにはいられない しないでは我慢できない 自分の気持ちが抑えられない
〜ないではおかない 必ず〜する 強い意志や自然にそうなる力
〜ざるを得ない せざるを得ない 仕方なく。しぶしぶする気持ち

ミニ問題

3問 — 正しいものを選ぼう
Q1これだけ会社かいしゃ損害そんがいあたえたのだから、責任せきにんら(  )。
Q2これは大切たいせつ問題もんだいだから、みなはなわ(  )だろう。
Q3「ずにはすまない」が使えない文はどれ?