文法編 / 第2章 原因・理由・目的 / クエスト 2

〜ばこそ

「まさに〜だから」と理由を強く言う形。プラスの理由に使う。

導入

場面:厳しいコーチが選手に本心を伝える
きびしくうのは、きみ成長せいちょうねがばこそなのだ。

意味

まさに〜だから(ほかの理由ではなく) 理由を強く言う。プラスの積極的な理由に使う。

接続

付き方
動詞の仮定形(ば形)+ こそあいすればこそおもばこそ
形容詞の仮定形+ こそ健康けんこうであればこそわかければこそ
⚠️ プラスの積極的な理由に使う(叱るのは、あなたのためを思えばこそ)。マイナスの理由には使いにくい。文末は「〜のだ」で結ぶことが多い。

例文

  • しかるのは、あなたのためをおもばこそなのだ。 日常・家族
  • あいすればこそ、あえてわかれをえらんだ。 人の気持ち
  • からだ健康けんこうであればこそ仕事しごと全力ぜんりょくめるのだ。 ビジネス・スピーチ

使い分け — 「まさに〜だから」の仲間たち

ニュアンスここが違う
〜ばこそ 理由の強調。硬い言い方 プラスの理由に限る。文末は「のだ」が多い
〜からこそ 理由の強調。話し言葉でも使える プラスにもマイナスにも使える
〜ゆえに 硬い書き言葉。中立 強調ではなく、ただ理由を硬く言う
〜ばそれまでだ 〜したら、すべて終わりだ 形は似ているが理由ではない。全く別の意味

ミニ問題

3問 — 正しいものを選ぼう
Q1おやきびしいことをうのは、どものことをおもえ(  )だ。
Q2からだ丈夫じょうぶであれ(  )、ながたびたのしめるのだ。
Q3「ばこそ」が使つかえないぶんはどれ?