文法編 / 第5章 否定 / クエスト 7

〜ずにはおかない

「必ず〜する」「自然にそうさせる」を硬く言う書き言葉。二つの意味がある。

導入

場面:不正が見つかった会社について報じるニュース
会社かいしゃ責任者せきにんしゃ不正ふせいを、徹底的てっていてき追及ついきゅうずにはおかないだろう。

意味

必ず〜する/自然に〜せずにはいられない (1)強い意志で「必ず〜してやる」、(2)人の気持ちが自然に「そうならずにはいられない」。二つの意味がある。

接続

付き方
動詞(ない形の「ない」を取った形)+ ずにはおかない追及ついきゅうずにはおかない感動かんどうさせずにはおかないずにはおかない
⚠️ 「する」は「せずにはおかない」になる。「〜ないではおかない」の形もある。硬い書き言葉で、話し言葉ではあまり使わない。

例文

  • この映画えいがのラストは、ひとかせずにはおかない 作品・人の心
  • かれ言葉ことばは、もの感動かんどうさせずにはおかないものだった。 人の様子
  • 今回こんかい事故じこ原因げんいんを、会社かいしゃあきらかにせずにはおかない ニュース・ビジネス

使い分け — 「必ず/自然にそうなる」の仲間たち

ニュアンスここが違う
〜ずにはおかない 必ず〜する/自然にそうさせる 硬い書き言葉。二つの意味
〜ずにはいられない 〜しないでは我慢がまんできない 自分の気持ちを止められない
〜ないではすまない 〜しないとまない 義務・責任としてしかたない
〜てやまない ずっと〜しつづける 願い・気持ちが続く。意味が別

ミニ問題

3問 — 正しいものを選ぼう
Q1裁判所さいばんしょは、真実しんじつあきらかにせ(  )。
Q2その歌声うたごえは、人々ひとびとこころうごかさ(  )。
Q3「ずにはおかない」が使えない文はどれ?